ベトナムのナムディン省タン・タイン中学校に文房具を届けました。
2009年12月
タン・タイン(地名)中学校は、ハノイ市内から南東100キロに位置するナムディン省にあります。周囲は田畑や川に囲まれ、農業従事者が多く暮らす街です。ベトナムにおいて都市部と農村部の格差は大きく、平均年収は3倍近くの開きがあります。
そのため生活費や学費が十分とは云えず、生徒達はみな家業を手伝い、学業に専念できないという現状です。
こちらの学校は2007年に地元住人約3000人がお金を出し合い設立されました。それまでは周囲に学校がなく、子供達は遠方の学校に通うしかありませんでした。
現在219人の生徒が在籍していますが、設備もまだまだ不足していて、文房具なども先生方が実費で負担しているという状態です。そのため、この度の文房具の支援は大変喜んでいただき、大切に使うことを約束していただきました。
2010年11月
昨年度も文房具寄付を行ったベトナム タン・タイン中学校に今年も支援を行いました。
パパママ支援プロジェクトとともにセレモニーを開催していただきました。
今年度タン・タイン中学校では、20名の奨学金・131冊の書籍と会員様より寄付いただきました文房具を寄贈いたしました。今年も1人では抱えきれない文房具に生徒達も喜んでいました。
文房具を渡す際に「文房具について新品でなくてもいいですか?」と質問したところ、「新品・使いかけ関係なく、モノをいただけること自体がありがたい」とご返答いただきました。
今回の報告をきっかけに、全国福利厚生共済会の社会貢献活動へのさらなる理解と共に、今後ともご協力していただければ幸いです。